11/21/2017
入り江に
冬の訪れ
11.10 2017 pm 4:00
そして又新しい朝が来た
♪ かもめの水兵さん ならんだ水兵さん 白い帽子白いシャツ白い服 波にチャップチャップ浮かんでる ♪
HATの入り江、ハーバーウォークの浜辺に冬の使者がやって来るのは11月に入ってから、夏に子育てを終わったつばめが南へ渡り、カモやカモメが変わってこの浜辺にやって来て冬を過ごす。寒い冬の海が始まる。
冬の海・・と言えば、カンテレにいた頃、私が一番脂が乗っていた頃、私はドラマやドキュメンタリーの音響効果の仕事に熱中していたが、その頃の一番印象に残っている仕事が部落解放がテーマのドキュメンタリーで民放賞を狙ってみたが見事受賞したこと、タイトルは「冬の海」( 1972年放送)だった。北林谷栄さんの説得力のあるナレーションは今でも忘れられない。音楽の作曲をされたのは、、、お名前は誰だったかなあ?......思いだそう...。そう、そう、中川昌さんだった。
私は23歳の時関西テレビに入社、38年間働いて退職したが、その間沢山の職場での経験をした。中でも一番楽しかったのが効果の職場でその部門で10年余り働いた。それからワイドショーのディレクターや各種の番組のDやP ( プロデューサー )などを勤め放送現場で都合25年間働いた。その現場は今考えると電鉄の会社の現場の仕組みと良く似ているよう思われる。ディレクターは電車の運転手でそのバックにはプロデューサー、電鉄では運行管理者、車掌はいわばアシスタント・ディレクター、そのほかデザイナーや照明、小道具、大道具、メイク、衣装・・・とさまざまなテレビの職場の仲間がいるが、電鉄も同じような組織だろう。番組宣伝担当もいるし考査担当もいる。そうした複合のチームプレイの安全で質の良い仕事をすることが必要なのはどちらの職場も同じように見える。ディレクターは滅多に先生とは言われないが、ドラマの現場ではタレントからそう言われることもあるが決して偉いわけではない。現場の指揮者にすぎないし、沢山の仲間と協同で力を合わせて一つづつ仕事を完成して行く、そうしたことがどちらも同じ世界のように今思える。ドキュメンタリーで賞を戴いたのも同じ理屈だと思い直して、今浜辺の鳥たちの冬の日の海の饗宴を見詰めるのだった。
童謡 かもめの水兵さん ( S12 )
作詞 竹内 俊子
作曲 川村 光陽
かもめの水兵さん
並んだ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ 浮かんでる
かもめの水兵さん
駆け足水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波をチャップチャップ 越えていく
かもめの水兵さん
ずぶ濡れ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波でチャップチャップ お洗濯
かもめの水兵さん
仲良し水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ 揺れている
Christmas! 風景
そして、神戸
歌手 前川 清
作詞 千家 和也
作曲 浜 圭介
神戸 泣いて どうなるのか
捨てられた我が身が みじめになるだけ
神戸 船の灯うつす
濁り水の中に 靴を投げ落す
そして ひとつが 終わり
そして ひとつが 生まれ
夢の続き 見せてくれる
相手 捜すのよ
神戸 呼んで帰る人が
傷ついた心が みにくくなるだけ
神戸 無理に足を運び
眼についた名もない 花を踏みにじる
そして ひとつが 終わり
そして ひとつが 生まれ
誰か うまい 嘘のつける
相手 捜すのよ
誰か うまい 嘘のつける
相手 捜すのよ
・・・神戸の唄 好きな歌